日立カラーテレビ一号機21型(CT150)
1960年(昭和35)年のカラーテレビ放送開始に合わせて開発されました。
国内先行メーカーの1つであった日立の最初の21型カラーテレビです。
真空管30本を使用し、消費電力は400W、重量は106Kg、
価格は52万円でした。当時の物価は白米10Kg870円・公務員初任給12900円
豆腐1丁15円・日雇労賃494円・当時のテレビの価格は一般年収の年収以上!
初期のカラー放送は、まだ放送局の準備も十分でなく外国のカラー映画の
放送やスポーツ中継、それに短時間の教養番組などが中心でした。